Marginal Eyes

成人アスペルガー症候群の生活

あらかじめ断っておくが、この方法でアスペルガーか否か本当に分かるのか不明である。
ただ直感的に、自閉脳か定型脳かによって、得意なパズルの図柄が異なるような気がするのだ。



好きなジグソーパズルサイトがあって、たまにパズルで遊んでいる。
この作者の作品は、パズル以外のゲームも面白いので、暇つぶしに遊んでみるのもお勧めです。

定型発達者である夫とアスペルガー症候群である私は、それぞれのパソコンで、同じ図柄のパズルの作成時間を競うことがある。
大抵私が勝ってしまうので、最近では夫が相手にしてくれなくなって寂しい。
パズル作成能力は、仕事では生かせないかもしれないが、自閉脳の得意な能力だと思う。

私が得意な図柄は、「富士山」のような、微妙なグラデーションで出来ている図柄である。
このパズルは、青い空、青い富士山、青い水で構成されている。
(パズルの全体像は、左上の「menu」をクリックして、「サムネイルを表示」させれば見られます)

このような図柄は、定型発達者の夫は嫌だと言う。
パズルの手がかりが何もなくて、完成させる気にすらならないらしい。

夫は、「これからお昼寝」のような、顔が含まれる図柄が好きなようだ。
このパズルは、二匹の犬の顔で構成されている。

このような図柄は、アスペルガーの私は苦手である。
犬の顔が、パズルを組み立てるときの手がかりになるどころか、邪魔になってしまうのだ。
作成するとしても、緑の布地やグレーの背景から組み立てることになるだろう。



「お花畑」のように、緑の草むらと茶色い地面の背景のなかに犬がいるような図柄だと、夫と私のパズルへの取り組み方の差が顕著に出る。

定型発達者の夫は、犬の顔から作成し、草むらや地面は後回しになる。
アスペルガーの私は、草むらや地面から作成して、犬の顔は後回しになる。

「どうして犬の顔からやるの?」

夫の途中経過を見て不思議に思ったものだが、夫の方も不思議に思ったようだ。

「どうして何も手がかりがないところからやるの?」

草むらや地面の方が組み立てる情報があるように思えてやりやすいからだが、夫からしたら信じられないらしい。
私としては、顔から組み立てる方が信じられない。
犬そのものが後回しだが、顔は犬のなかでも最後に回す部分である。



アスペルガーの私は、人の顔や動物の顔はどんなパズルでも後回しにする。
オブジェクトのなかでも、特に顔の認知が苦手なのだと思う。
顔を構成するピースを見ると、混乱する。

自閉脳は、「顔」から顔独特の意味を上手く抽出できず、顔情報を利用できないのだと思う。

実際日常生活のなかでも、人や動物の顔を上手く認識できない。
パズルのなかでも同様なのだろう。
全てのアスペルガー症候群もしくは自閉圏当事者がそうであるかは分からないが、少なくとも私はそうだ。

定型発達者の脳は、人の顔や動物の顔を手がかりとして認識しやすいように出来ているのだと思う。

夫と私は、顔と背景の入り乱れたパズルを共同で組み立てると、苦手なところを補い合えて上手くいく。

顔の混じったパズルを組み立ててみると、自閉脳かどうか分かるかもしれない。

ポチッとよろしくお願いします。励みになります!

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ

ジグソーパズル、一時期大いにはまっていたことがあります。私が組み立てたパズルがいくつか家に飾ってあります。

私はジグソーパズルはどんなものでも縁から作り始めます。一辺が平らなピースだけを拾って集め、それらを全て組み合わせてから、徐々に内側に移っていきます。どんな模様が書かれているかは関係ないです。

模様よりも、ピースの形を重視して組み立てているような気がしますね。模様は参考程度にはしますが、あんまり複雑な模様になっているところは後回しにします。

風景写真のパズルが特に好きで、動物はその次くらいです。人の顔が出てくる写真には関心が無いですね。パズルではなく写真に関しても、私は人が写ることを嫌って、旅先などでも極力風景のみを撮影するようにしていたことがあります。自分自身が写ることすら嫌なのです。

2008.09.13 21:40 URL | しろ #2svZrEBc [ 編集 ]

三咲さん、こんにちは。


パズルって、実は模様を作る遊びだったんですねー。

私もしろさんと同じで、パズルは必ず縁から作ります。
ピースの形を合わせたら模様が出てくるのがパズルだと思ってたので、今回の記事は新鮮な驚きでした。
模様は、形を合わせたご褒美みたいなものだと思ってましたから。


それと、私も写真に写るのが嫌なんです。
だからいつも、引きつった笑顔で写ってます(苦笑)

私は写真そのものに興味がなくて、子供の入園・入学の時の記念写真もどこかにいってます(後、旅行の写真とか)。
脳みその中にデータがあるので、わざわざ紙に印刷する必要もないのかな、と。

酷い母親だと誤解されそうですが、目の前に居る息子の顔をジーっとながめてると、ベビーの頃からの思い出がフラッシュ・バックされるので、アルバムは要らないんです。

アルバムより実物の方が、頬ずり出来たりチュウ出来ていいと思います。


2008.09.16 11:52 URL | アリス #Tzwnz1rc [ 編集 ]

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2008.09.17 01:40  | # [ 編集 ]

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2008.09.19 22:41  | # [ 編集 ]

>鍵さん
返信遅くてすみません。
取り急ぎ、先にレスさせていただきます。
通常、レスまで大体一週間くらいかかります。

ブログで関連記事を取り上げていただくのは、私の視野も広がりますし、大変嬉しいです。
もし取り上げられるなら、記事内で当記事へのリンクをお願い致します。

2008.09.19 23:48 URL | 三咲 #mCvjHjNA [ 編集 ]

>しろさん
私も夫も、基本的に縁から作ります。
縁から作ることは私のなかで当たり前すぎて、記事に書きそびれました。
縁を作りながら、気付いたところを組み立てていきます。

私もピースの形を参考にします。
模様が複雑だと後回しになるのは、同じですね。
グラデーションが好きなのは、ピースの形に集中できるからなのかもしれません。

私が一番好きなジグソーパズルも、風景です。



写真に人の顔が写ること、私も好きになれません。
メイクの具合を客観的に見るために、顔を撮ったりはしますが。

旅行に行っても風景や物ばかり撮ってしまって、同行者の写真が一枚もなくて、がっかりされたりしたものです。
一般的には「旅の思い出=写真に写ること」なのだろうかと思います。
写真についてはいろいろと思うところがあるので、いずれ改めて記事にしたいです。

2008.09.21 15:34 URL | 三咲 #mCvjHjNA [ 編集 ]

>アリスさん
こんにちは。

模様よりピースの形を手がかりにする場合もありますが、

>ピースの形を合わせたら模様が出てくるのがパズル

私の認識は、ここまでではないです。

山、森、湖のパズルなら、まずそれぞれの色ごとにピースを分類して、細かい色の変化を追っていきます。
その過程でピースの形も参考にするのが、私のやり方です。
パズルの全体像が分かっていないと、組み立てられないです。

ピースの形のみを見てパズルを組み立てられるのは、アリスさんが脳内で映像を動かせるタイプだからではないかと思います。



写真は、お子さんが後で見たくなるかもしれないので、残してあげてもいいのではないかと思います。
アリスさんには必要なくても、子どもにとってはそうでないかもしれませんし。

2008.09.21 15:35 URL | 三咲 #mCvjHjNA [ 編集 ]

うれしい お返事ありがとうございました。
早速、記事にしました。
記事の方 リンクさせていただきました。
また一歩息子に近づけました。

2008.09.24 00:28 URL | skymama #PBOAC/RY [ 編集 ]

>skymamaさん
skymamaさんのように、自閉圏の子どもに対して知的探求心で臨まれるお母さんに触れると、とても励まされます。

私はアスペルガーの立場で、定型発達者の振る舞いを「どうして?」「なぜ?」と分析することに楽しみを見出しているので、ちょうど逆の立場なのかもしれませんね。

ブログ運営、応援しています。

[追記]
基本的にブログは、世界中に向けて発信している以上リンクフリーだと考えているので、記事を取り上げていただくときに元記事を参照していただけるなら、特別な断りは必要ありません。
もちろん、今回のように丁寧に伺って下さっても、嬉しいです。

2008.09.24 17:45 URL | 三咲 #mCvjHjNA [ 編集 ]

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2009.01.18 15:31  | # [ 編集 ]

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2009.01.18 15:42  | # [ 編集 ]













管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://marginaleyes.blog78.fc2.com/tb.php/110-e1bf8b74

カレンダー

10 | 2009 / 11 | 12
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930-----

月別アーカイブ

Google

Google

子供だけでなく、大人のアスペルガー症候群当事者が、前向きに生きられるヒントをくれる本。




アスペルガー症候群について、特徴や対処法がイラストで分かりやすく説明してある本。




アスペルガー症候群を支える人が、アスペルガー症候群をよく理解できる本。




キャリアを目指すアスペルガー症候群当事者と、支援者のための本。




アスペルガー症候群に関する医学的な情報について、詳しい説明がある本。




大人のアスペルガー症候群の問題や対処法を、イラストを交えて分かりやすく説明してある本。


あわせて読みたい

あわせて読みたい
| ホーム |